11月9日(水) 本協議会の特別支援教育部会主催で、「令和4年度 特別支援教育講演会」を奈良県立教育研究所大講座室において開催しました。
講師として、香川大学教育学部 教授 坂井 聡氏をお招きし、「障害があるとはどういうことだろうか」と題してご講演いただきました。
講演会では、WHO(世界保健機構)の障害分類であるICFとその概念や障害者の権利に関する条約、合理的配慮などについて説明いただきました。また自らの経験談も交えながら、活動できない、参加できなことが障害であり、参加、活動出来るように環境をいかに整えるかが大切であると説明いただきました。そして、子ども達への対応や向き合い方、関わり方についてもお話しいただきました。
プレゼンテーションで投影されている絵は、背の高さが違う子ども達がそれぞれ違う台を使うことによって同じ景色が見えるようになるという合理的配慮の一例です。
この講演会は、昨年度、一昨年度も新型コロナウイルス感染拡大のため中止しましたが、本年度は感染拡大防止に配慮して、3年ぶりに開催させていただきました。当日は、約100名の会員の皆様にご参加いただきました。
ご参加いただきました皆様方、ありがとうございました。